2012年3月8日木曜日

室外機に水噴霧?

エネカットという商品名でも知られる、室外機に水を噴霧してエアコンの効率を高める技術が名大のES総合館に採用されたようだ。今日、研究会があり、その研究発表を聞いてきた。

水噴霧が効果が出るのは外気温が30℃以上のときのようだ。それもそのはず、水の蒸発冷却効果が相対的に大きく影響を与えるのは気温の高いときだろう。さらに、室外機の負荷率が高いほうが効果が出やすいようだ。
逆をいうと、低負荷率で運転されているとき、水をかけても効率向上にあまり寄与できないことも想定できる。機器容量の過大設計が多々あるなかで、さらに節電で負荷を減らす一方で、むやみに水をかけて効率を上げようとしてもうまくいかないから要注意だ。
ダイキンさんのスカイエネカット

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