2012年1月19日木曜日

太陽光発電促進付加金

電気料金のお知らせ
みなさん、電気料金の請求書をじっくりご覧になったことはありますか。今月の使用料と請求額、そして昨年の同じ月の使用量と見比べることはやっていたが、今日はたまたまじっくりみていたら、「太陽光発電促進付加金」という文字が目に入った。小さくで今まで気づいていたかったが、気になったので調べてみた。

2009年11月にスタートして、太陽光発電の余剰電力の買い取り制度で、買い取ることになった太陽光発電の電気を購入する費用に充てるらしい。1kWhあたり6銭で、今月は24円を払わされることに、、、1kWhあたり6銭といっても大口の支払い額はバカにならないはず。これがどこかで太陽光発電の普及に役に立つんだな。

付加金の単価は前年の太陽光発電余剰電力の買い取り費用の総額から決まるって中電さんのHPに書いてあった。これがまた高くなるんだろうな。

2012年1月14日土曜日

政府の節電対策in韓国

繁華街のネオンサイン 出典:韓国日報
韓国の政府が打ち出したこの冬の節電対策は室温緩和とネオンサインの規制だ。公共建物は18℃、民間は20℃以下とすること、ネオンサインは17時~19時は全部オフ、それ以外は数を制限する。
室温緩和は確かに効果のある対策だが、年間冷房型の建物にそれは意味はなさない。逆に冷房しないと政府の対策は履行できないはずだ。オフィスでは寒くて仕事ができない苦情も多々あるようだ。これでは生産性低下で本末転倒ではないか。?
ネオンサインの規制は、ネオンサインの電力使用量がどれくらいの割合を占めるか不明だが、もっと大口の需要家があるはず、ネオンサインの規制で庶民生活への影響が逆に心配だ。本当にこれでいいのか再度考えてほしい。

2012年1月9日月曜日

地球温暖化で氷河期が遅れる?!!

Picture of Ice age produced by BBC news
温室効果ガスのCO2の濃度が390ppmまで上昇し、今後さらに上昇し続けることを阻止しようと国際的な取り組みが要求されている。ところが、このCO2濃度の上昇によって氷河期の到来が遅くなると予測する学者がいるそうだ。科学者たちは、氷河期が地球規模のサイクルから考えて1,500年以内で氷河期が到来するとしている。氷河期が到来するには、CO2の濃度が240~290ppmでないといけない。これは現在の390ppmと比べて低く、氷河期の到来はないとか、、氷河期が来れば食料不足で人類は滅亡の危機に侵される。
これをいい口実に地球温暖化は歓迎する事象であり、CO2排出抑制を楽観的に考えるひともいるようだが、カナダの大学研究チームは地球温暖化の進展はもっと大きい災いを引き起こすと警告している。(BBC News)

2012年1月7日土曜日

冬の電力需給in韓国

韓国の電力供給能力は約7,900万kWだが、この冬の寒波で予備率が少なくなることが懸念されている。この対策として「需要資源市場」を開設して100万kWを確保したそうだ。これは、あらかじめ同意を得た消費者に通報して電力消費を控えてもらう仕組み。このほか小規模の電力事業者の発電所の稼働で15万kWを確保する見込みだそうだ。
電力需給が一番不安視される時期は、1月の2~3週目で、需要側においては、暖房温度設定緩和や広告ネオンの使用抑制などの対策を強化するとしている。
夏と違って、冬は照明を消してしのげる単純な問題ではない、エネルギー効率の向上に向けて知恵を絞るべき問題だと考える。

電力取引所の電気予報