この「ゼロ」を目指す取り組みはEU諸国から持ち上がったのが最初である。2006年にはイギリスがゼロカーボンハウスを10年以内に実現すると政策を策定して世界をリードした。日本でのは2008年の洞爺湖サミットでZEBが議題に上がったのがその始まりだろう。
さておき、今回環境省がZEBポータルを立ち上げてZEBに関する定義や実現可能性、メリット、補助金制度、事例紹介について幅広く情報開示を行っている。みなさん、ぜひ見に行ってください。
http://www.env.go.jp/earth/zeb/index.html
ZEBを実現するための要素技術はだいぶ成熟しているといえる。あとは、費用対効果を見極めながら上手にその実現を推し進めることであろう。省エネ法の義務化が段階的にその範囲を広がるとしている。規制の強化に追い回されるのではなく、ZEB達成という革新ともいえるこの取り組みに積極的に取り組んではいかがでしょうか。
香港のゼロカーボンビル(ZCB)※環境省のZEBポータルと関係ありません。 |
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