2010年9月26日日曜日

ことづくり

昨日(25日)、名古屋市立大学の環境デザイン研究所の第1回目のシンポジウムがあった。今回の得テーマは「健康と芸術工学」、芸術工学の理念をすこし理解できた機会であった。そこでは、ものづくりよりも大事なのは、「ことづくり」というお話があったが、一番印象に残る。ものづくりの前に設計図を描くのは当たり前。その設計図に至るまでのプロセスは大変だが大事であるとのメッセージ。一人ひとりの思いを大事にし、ときにはぶつかり合う思いを折衝する必要もある。それを設計図を落とし込むことが本当の設計・デザインである。芸術工学が目指すもののように感じ取った。

2010年9月15日水曜日

富山大学

先週まで富山大学で日本建築学会が開かれた。富山市はそれほど大きな町ではなかったが、道路は整備されていて綺麗なまちであった。富山大学は富山駅からバスで約20分、交通の便がよく快適な学会だった。駅前には立派な噴水があり、勢いよく水を吹き出し猛暑の疲れをいやしてくれた。片隅には共同利用の自転車が立ち並んでいてカードキーをかざすと使えるらしい。すこし涼しくなったら乗ってみたいな~なんて思った。市内観光はほとんどできなかったが、駅構内の市の観光PR映像で一通り見回った気がして帰ってきた。
駅前の噴水(ミスト式)





共同利用の自転車


2010年9月6日月曜日

学会(山口大学)をおえて

9/1,2,3の日程で、学会があった。今回は、地中熱利用HP、LCEMツール関連、CFDと連成するシステムシミュレーション、ツール比較、省エネ手法の効果算定などの論文発表を行った。オーガナイズセッションでは、BIMの一環としてCFDパーツ化に関する委員会が中間報告をしていた。吹き出し口の気流性状をあらかじめ入力しておき、パーツ化することで解析時の入力手間を省き、CFD解析を普及させようとする目的、えいや~と簡略化しかちなところが手軽にしかも丁寧に考慮できることが大歓迎すべきこと、その委員会のことからの成果が注目されることだ。

学会の会場となった山口大学