2014年5月26日月曜日

空調の不平等

通常の空調設計は、対象空間を均一な温度、湿度に保つことが目標である。一般的な居室なら、天井高が2.8m-3.0m程度であることを考えると、その考え方で問題はなく、空調設計の常識となっている。だが、天井高の高い空間では話が違う。ホールのような大空間では、上下温度分布を考慮した設計が要求されるし、居住域だけを空調するなど工夫が必要になる。

ということが、今までの常識であったが、今朝の新聞で不思議な記事にであった。NECがビックデータを使って、生産性の高い人には快適な空調を提供するように制御をするシステムを開発したという。要するにできる人には良質の空調を提供、逆をいえば出来の悪いひとには質を落としてやることなんだ。

空調の不平等、、最近やけにオフィスが暑いなぁと思ったら、自分はもう出来の悪い人になっているかもしれませんね。
床吹出し空調用の吹き出し口、出来の悪い人には風量を少なく、、、、?