2012年7月1日日曜日

全量買い取り制度はじまる

資源エネルギー庁より
再生可能エネルギーの全量買い取り制度が今日でスタートした。日経の集計によると、太陽光発電と風力発電の新規計画が200万kWに達したようだ。原発2基分に相当するといっているが、年間の発電力は原発1基分の半分だとか。

震災以後、急いで成立したこの制度、にわかに太陽光、風力発電が増えた感がつよい。この制度の対象となるのは、ほかに水力、バイオ、地熱があるが、あまりその話は聞こえてこない。

先月に買い取り価格も出そろい採算がとれると、企業は参画を急ぐのだが、買い取り価格は毎年見直されるから、その先行きは不透明なんだ。企業は発電コストダウンに努力すべきだが、ユーザーはいつまでその負担を追わないといけないのだろうか。原発が再稼働するとか、きっと再生可能エネルギーの普及とリンクしているはずだが、その道筋は見えないままなんだ。