2011年9月20日火曜日

大停電

9月15日、韓国で史上最大の停電が起こった。需要電力の予測失敗と供給可能電力量の計上ミスが重なった。実際の需要は約6,800万kWに対して、供給力は約320万kW足らないものだった。しかし、供給可能電力の見込みは約7,000kWと現実とはことなっていたようだ。周波数が低下し、危険を回避しようと輪番停電に踏み切り、全国的に停電となり、社会システムが最大で5時間にわたりまひしていた。いろいろ原因はあるだろうが、停電がもたらすことの深刻さに鈍感だったのがもっともの理由ではないか。